世界中を旅して知った日本の素晴らしさがあります
その一つが温泉
温泉文化とも呼ばれるほど、人々の生活に深く結びついた日本の温泉は、世界でも稀に見る繊細さと多様性に溢れており、日本で生きる豊かさを生み出しています
そんな日本の魅力的な温泉を、大の温泉付きである僕の目線でご紹介します
僕は今回、初めて草津温泉を訪れましたので、まずは、日本の温泉ナンバーワンとも言われる名湯草津温泉について、ご紹介します
東京から草津温泉へのアクセスは高速バスがおすすめ
草津温泉は群馬県吾妻郡草津町にあります
公共交通機関を使って東京から草津温泉へ行く主な方法は以下の3つ
①軽井沢経由
北陸新幹線で軽井沢へ行き、そこから草津温泉行きのバスに乗る(3時間余り。片道8260円)
②長野原草津口経由
上越新幹線か北陸新幹線で高崎駅へ行き、そこからJR吾妻線在来線または特急で長野原草津口駅へ行き、そこから草津温泉行きのバスに乗る(特急利用で2時間40分くらい。片道8310円)
または上野駅から長野原草津口行き特急電車に乗り、そこから草津温泉行きのバスに乗る(上野から3時間余り。片道6070円)
③直通高速バス
東京駅八重洲南口、バスタ新宿、渋谷などから草津温泉行きの高速バスに乗る(約3時間半から4時間余り。片道3400円前後)
この中で少し時間がかかりますが、高速バスが一番安く、かつ乗り換えなしで直行できるのでおすすめ
僕も、今回、バスタ新宿からの高速バス「上州湯めぐり号」を使いましたが、途中上里SAで約20分間の休憩を挟み約4時間、楽に行くことができました
利用される際は最新の情報をチェックしてください
JR関東バスのホームページはこちらです
草津温泉の第一印象〜温泉情緒いっぱい。新型コロナに負けない人出
草津温泉のバスターミナルを出ると、いきなり足湯があります
そして、温泉街中心部に向かう落ち着いた風情の下り坂を10分ほど歩くと、有名な湯畑とそれを取り囲むように建ついくつもの温泉宿、飲食店、土産物屋などが並んでいます
建物は、景観を守るためにレトロな感じに統一されており、温泉情緒あふれる雰囲気が漂っています
そして、新型コロナウイルスの影響で人出が少ないかと思いきや、日曜日ということもあってか、たくさんの観光客、温泉客が来ており、かなりの賑わいを見せていました
「湯畑」は、温泉の熱を冷ますための昔ながらの設備です
湯畑は草津の代表的な源泉地で、52度という高温の温泉が毎分約4040リットル沸き出ています
温度が高くてそのままでは使えないので、全長40メートルの湯桶7本の上を流すことで温度を少し下げてから、各宿に供給されています
この湯桶は明治20年から設置されるようになり、湯桶から土産物の「湯の花」を採取していて、まるで湯の花の畑のようにも見えることから「湯畑」と呼ばれるようになったそうです
湯畑は、硫黄の匂いと湯気が立ち込め、湯の花の白色、藻類の緑色、木枠の茶色の中を薄緑色に輝く透明な温泉のお湯が流れて、最後は滝のようになっており、そばにいるだけで気持ちが盛り上がります
湯畑の周囲は遊歩道のようになっており、その途中と滝の下にも足湯がありました
このこじんまりしたエリアを中心として、周囲に落ち着いた温泉街が広がり、古いお寺や神社もあって、とても居心地の良い場所でした
夜は、ライトアップされた湯畑が綺麗です
まとめ
草津温泉は、日本でも最も有名な名湯の一つです
東京から公共交通機関でアクセスするなら、軽井沢までJRで行ってそこからバス、長野原草津口までJRで行ってそこからバス、都心から高速バスといった方法がありますが、都心からの直通高速バスが便利です
草津温泉は、温泉情緒あふれる落ち着いた風情があり、とても居心地の良い温泉街で、好印象です
コメント