僕は50代になって初めてお金のことを正面から考えるようになり、最近少しずつ投資を始めてみました
この記事は、何らかの正解をお示しするものではありませんが、初心者ならではの悩み、失敗、初歩的な発見などをシェアすることで、同じような立場の方が考えるきっかけや叩き台の一つになればいいなと思っています
R50から投資をはじめるのはありか?
これは今の僕の状況と重なる設定なのですが、要するに、ネガティブな言い方をすると中途半端で無計画、ポジティブに言えばいろんな可能性がある楽しみな状態です(笑)
銀行預金では物足りないけど、株とかで大損するリスクは避けたい
ある程度の収入は欲しいけど、これ以上、あくせく働きたくはない
自由な時間をたっぷりとって好きなことだけをしていたい
じゃあ、このなけなしの資産はどのように管理・運用したらいいか?
可能性の一つとしては、事業資金として活用するという選択肢もありますが、ここでは、運用、つまり投資に絞って考えます
僕は投資に関する本を読んでみたり、ネット上にある様々な情報を調べてみたりしている途中ですが、そこで対象とされているのは、大抵、これから頑張って稼いで、長期的に資産を築いていこうという20歳、30歳前後の人、あるいはある程度の安定した収入があって、定年まで何十年か期間のある30歳前後から40歳前後くらいまでの人なんですよね
あとは定年退職してからの余生をどう過ごすかという、定年退職を控えてどうするかという60歳代以上向けのいわゆる「シニア投資」に関するものもよくあるジャンルですね
それに対して50歳前後でアーリーリタイアした人の投資を正面から扱ったものはあまりないのではないかと思っていました
もともと日本では終身雇用の下で定年くらいまで一生懸命働くというのが普通で、早期に退職して自由な生活を楽しむという人はかなり少数派でしたから
しかし、最近、事前にしっかりお金のことを考えて、お金を稼ぐための労働に縛られないような準備を整えた上で、自由な生き方を求めてアーリーリタイアやセミリタイアをする人が出てきているようで、そういう生き方のことを「FIRE(Financial Independence Retire Early)」と呼んでいるということを知りました
そういう生き方をするための投資法に関する書籍やネット上の情報も結構あるんだな、ということも最近知りました
ですが、僕のように無計画に退職して、それからさてどうしようと考えている中途半端な状況というのは、あまりないと思います
この状況自体が、もしかしたら「失敗」なのかもしれませんが(笑)、まあ、誰もが計画的に準備万端で退職できるわけでもないでしょうし、現状からどうするのがベターかを考えて行動する方が面白いですよね
FIREを実践する人は、リタイア前から投資をして体制を整えているからいいのですが、投資経験のないR50の人間が、退職してから投資を始めるのは危険!という指摘もあります
確かにそうかもしれないな、きっとそうなんだろうな、とは思うものの、僕は何もしないまま諦めてしまうよりも、右往左往するのは覚悟の上で、自分のハラに落ちるまで一通り検討したり経験したりしたいと思いました
せっかく第二の人生、第二の青春の世界に飛び出したのだから、気持ちや行動を「その年齢らしさ」みたいな世間の常識の枠にはめたくないんですよね
ということで、自分にとってのちょうどいいバランスを求めて、手探りでR50歳からの投資をはじめてみました
今から投資始めるなんて危ないからやめた方がいいんじゃない?
一度の人生、やらずに後悔するより、やって後悔した方がいいと思うんだ
それに、何がどう危ないのか学びながら、少しずつ始めることでリスクは減らせると思うよ
自分に合った投資スタイルを考えるための視点
投資する目的は何か
投資を始めてみて、最初に押さえておいた方がいいと感じたのは
「唯一絶対の正解というものはない」
「その人の投資の目的によって適切な投資スタイルは違ってくる」
ということでした
例えば
・老後生活資金を蓄えたいのか、日々の生活を豊かにしたいのか
・ちょっとお得な預金程度の利益でいいのか、リスクはあっても大きく儲けたいのか
・生活の不可欠の糧を得るためにやるのか、ギャンブル的なスリルを楽しむためにやるのか
など、その人の目的によって、その人に合った投資スタイルはかなり違ってきます
なので、自分の投資の目的を明確にすることは基本的かつ重要なことのようです
目的に合った投資スタイルにするのが大事なんだね
何が目的なの?
うん、お金に働いてもらうことで、ちょっとした不労所得とか、自分年金みたいなものが欲しいんだ
リスク許容度
次の大きなポイントの一つは、どんなリスクをどれだけ許容できるかです(投資の「リスク」とは、損益の動く幅というような専門的な意味合いがあるようですが、とりあえずここではごく一般的な「危険」という意味で使います)
基本的に、リターンの高いものはリスクも高く、リターンの低いものはリスクが低いと言えるので、何にどれだけ投資するかは、その人のリスク許容度に影響されるところが大きいからです
例えば、株式投資なら、最近の新型コロナショックのように株価が大暴落すると、投資した資産価値も大暴落するリスクがありますし、会社が倒産すればその株式は無価値になります
他方、日本の銀行に預金として持っていればかなり安全でしょうが、今のような低金利の下では、ほぼ増えない上、インフレによる資産価値の目減りが心配されます
また、場合によっては銀行が破綻したり、最悪のケースでは元本1000万円まで保護されるはずの預金保険制度も機能しなくなる可能性がないわけではないですよね
他にもいろいろリスクがあると思いますが、結局、将来、どのような最悪の事態がどのくらいの確率で起こると予想するか、そして現実に起こりうる最悪の事態を想定して、どのくらいまでなら資産が目減りしてもいいと思えるか、ということを考えておく必要があります
客観的なリスク許容度
リスク許容度は、その人の置かれた状況によって違うわけで
具体的な資産や負債、収入の状況、家族や健康の状態など、客観的な状況を踏まえて、生涯のマネープランを考えた方がいいのは当然ですよね
そしてこの記事のテーマである年齢というのも、客観的なリスク許容度を測る視点の一つであることがわかってきました
あくまで一般的な話ですが、若ければ若いほど、その時点で持っている資産は少なく、その後老年期を迎えるまでに手にするお金が多いはずですから、若い時の損失は人生全体で見ればごく一部ということになり、被害も小さいですよね
また、仮に損失を被っても、若い時なら、その後、挽回する機会や時間はたくさんあります
特に、株式を長期間、複利で運用し続けることによる効果は絶大のようで、何十年も時間があるということは、とても有利なことなのだとわかりました
また、株価の暴落や為替変動で大きな含み損を抱えても、株価や為替が回復するまで何年かそのまま待つということもできます
しかし、年齢が高くなればなるほど、これと逆のことが言えるようになります
すなわち、それまでに築き上げた多額の資産を投資に回している状況で暴落等による損失を受けると、そのダメージは、年齢が上がるほど、どんどん大きくなりますよね
資産の量としても多額だし、その人の生涯獲得財産に占める割合としても大きくなりますから、それだけダメージも大きいわけです
また、一般論ですが、年齢を重ねてから大きな損失を受けた場合、その後すぐに蓄えた財産を取り崩して使っていく時期に入るわけなので、新たに稼ぐ時間や機会が限られてしまい、挽回が難しくなってきますし、複利運用をできる期間も減ってきます
特に、退職後は、もう財産を取り崩していく段階なので、挽回する方法がほとんどないかもしれません
また、暴落や為替変動による含み損を抱えたときに、株価や為替が回復するのを何年も待っている余裕はないので、損失を確定させて現金化しなければならない可能性も高くなっていきます
しかも、老後の生活資金を失った場合には、想定していたレベルの生活ができなくなるだけでなく、精神的なダメージも大きいかもしれません
そこで健康を害したら身動き取れませんし、認知症になったら自分でどうにかする能力すらなくなってしまう、、、などと悲観的なことを考え出すとキリがないですね
そういったことを考えてみると、R50以降の投資では、一般の投資とはかなり違った注意が必要になるのだなということを、感じています
この段階では、「投資でどうやって利益を得るか」というより、「老後資金プランニングの中に投資をどう位置付けるか」という視点を強く持った方がよさそうです
この点については後に改めて触れますね
リスクありすぎで何だか怖くなってきた
もう若くないんだから、やっぱやめといた方がいいんじゃない?
リスクを認識することが大事だね
何もしないことで資産が目減りしたり、チャンスを逃したりすることも一つのリスクじゃないかな
100歳まで生きるつもりだから、まだ先は長いよ(笑)
主観的なリスク許容度(メンタル)
リスクをどれだけ許容できるかを考えるとき、その人が、どのくらいの損失まで精神的に耐えられるかという、主観的な感じ方によっても許容度がかなり違ってくるようです
実際に株などを持ってみると、どうしても値動きが気になりますし、そこで株価が大きく下落して、大きな含み損が出続けていると、「このままどんどん下がって行ったらどうなるんだろう。手遅れになる前に売ってしまった方がいいのではないか。」などと、不安や焦りが生じてきて、落ち着かない気持ちになってしまいます
そんな精神状態で日々を過ごすのは辛いですし、これに耐えられないと、とにかく楽になりたくて「もう全部売っちゃえ」と狼狽売りみたいなことをしかねません
特に、年齢が上がるにつれて、老後の生活に困窮する恐怖感をどれだけ感じるか、という点の影響が大きくなっていくと思います
心配症な性格だったり、健康不安など客観的なリスク許容度を低める事情があったり、周りの苦労した実例を見聞きしていたりして、恐怖感が大きければ大きいほど、それだけ安全策を追求した方が良さそうです
もちろん、投資経験を積むことで、精神的な許容度が上がるかもしれないので、その時点でどうかという問題ですね
ともかく、「大きな損失が生じたら終わりだ!」という不安をいつも抱えたままでいるのは、心身の健康によくないばかりか、いざという時に精神的な動揺を来しやすく、投資に関する判断にも悪影響を及ぼす可能性がありそうです
そして、その人にとって精神的に耐えられないくらいの損失が実際に確定した時には、ショックで立ち直れなくなるかもしれません
逆に、楽観的な性格で、「そんなにひどいことは起こらないだろうな」と信じていたり、(人の助けを借りることも含めて)自力で生きていく力に自信があって、「お金がなくてもなんとかなるさ」と信じているならば、心理的な面でリスクに耐えられる度合いが高いことになるでしょう
楽観的すぎて、客観的なリスク許容度を無視するというのも、その人が抱える一つのリスクですけどね(笑)
この点に関して注意しておきたいのは、老後、どのような社会保障制度が使えるかについての知識です
問題はあるにせよ、贅沢を言わなければ最低限生きていけるだけの制度が用意されているということを知らずに、ただ漠然と不安感に押し流されていないかどうか
逆に、社会保障制度をよく知らないが故に、実際よりもたくさんもらえると勘違いしていないかどうか
もちろん、よく問題とされる年金制度をはじめとして、社会保障制度が破綻することに対する不安感の大きさも、この主観的なリスク許容度に影響しますし、破綻の可能性について、どれだけ客観的に認識しているかも問題となりますね
このあたりのことは、世の中に氾濫する様々な情報に翻弄されていないかどうか、正確な情報を収集して自分軸で判断できているかどうかが問われることになるのだなと感じています
僕もこれからですけど(笑)
メンタルが大事なんだね
動揺しやすそうだけど大丈夫?
う、うん、、、
確かに、FXで急落したときは狼狽売りしそうになったよ
高値買い、安値売りにならないように、気をつけないと
投資の好み〜安全志向か冒険志向か
性格にもよるところですが、安全を好むか、冒険を好むかという点も、投資スタイルに影響します
よく「株価の予想」などと言いますが、結論的には、「この先、市場がどう動くかは誰にもわからない」ということが真実らしいので、この点は肝に銘じておいた方がいいと感じています
市場の動きはわからない以上、投資には「賭け」の要素が入ってきます
思ったとおりに動いて儲けが出たり、逆に損をしたりして一喜一憂するような精神状態になりがちですし、うまくいったときの高揚感に病みつきになるかもしれません
したがって、このようなギャンブル的な快感の中毒になることには注意しなければと思います
ですが、自分の工夫・才覚で投資の成果を得ようとする経験自体を楽しみに感じるという点は、投資の持つ面白さの一つだと感じています
お金を預貯金に入れておくだけでは味わえない面白さですよね
また、コツコツ、じっくりやるのが好きな人もいれば、チャンスを捉えて一気に攻めるのが好きな人もいるでしょう
複利効果を効かせて、10年、20年先にたっぷり増えるのを楽しみにする人もいれば、その都度の配当や株価上昇による利益を手にしたい人もいるでしょう
ギャンブル好きな人は、ハイリスクハイリターンの投資に大きなお金を一気につぎ込んだり、動きの大きな市場の動きを見ながら短期的な売買を繰り返したりするスタイルを好むかもしれません
そうなると投資というより「投機」的な色合いが濃くなりますね
個人的には、人間なので自分の好みに合ったスタイルに寄っていくのも仕方ないと思いますが、投資の目的やリスク許容度によって決まってくる大枠からはみ出ないように気をつけた方がいいなと思っています
さっき、FXやったって言ってたよね
もしかしてギャンブル好き?
ちょっとだけ。なんでも経験だからね
自覚してなかったけど、誰にでもギャンブラー的な心が潜んでいるのかもね
投資に向ける時間と労力の程度
好みと関連しますが、投資にどれだけエネルギーや時間を使いたいか、というところも、人それぞれです
社会経済動向を毎日チェックして株価の動きを予想したり、多くの時間を割いていくつもの企業の分析をし続け、隠れた有望株を探したり、といった作業が面白くてたまらず、そこに時間と労力を惜しみなく使いたいという人もいれば、そういうのは面倒だという人もいます
そもそも、他にやることがあって、投資にそんなに時間を裂けない、という場合もあるでしょう
やってみて初めてわかることもあるので、経験を積みながら、自分にとって無理のないスタイルを見つけていくことが大事だと感じています
最近、投資のことばっか考えてるみたいだけど、そんなに面白いの?
やったことなかったからわからなかったけど、投資のこと考えるのも好きみたいだね
世の中の仕組みを知ったり、分析したりするのは面白いよ
でも、やっぱり旅に出たいよ
人生観
これまで述べてきた視点のすべてに関連しますが、その人が、どんな暮らしをしたいか、人生において何に価値を置くかということが、投資スタイルの基本にあると思います
その中には、お金に対して、どれだけ欲を持っているか、どれだけ大切だと感じているか、といった点もありますね
こういった、人生観、価値観みたいなものとマッチした投資スタイルであることが、その人の人生を豊かで幸福にする投資ができるかどうかのポイントになるような気がします
要は、何のために生きているかってことだね
僕はお金より経験だよ
したい経験をじっくり味わうために生まれてきたと思うんだ
そのための自由、そのためのお金
そういう優先順位なんだと思う
じゃあ、お金がなくなる経験も、味わいたい?
鋭いね
確かに、世界一周の旅をしてみて、お金がなくても、どこにって何をしても生きていけるっていう確信が持てたんだ
だから、お金がなくてもなんとかなる、とは思っているよ
でもその経験はしなくていいや(笑)
ある程度のお金があった方が自由になることはたくさんあるからね
現時点でのMYスタンス
ざっくり言うと、ゆるく働いて、老後も最低限の生活をキープできる程度の見通しは確保しながら、時間と労力をあまりかけない方法での投資を楽しみ、日々の生活をより豊かにするような不労所得を得るというスタンスでの投資スタイルが合っているなと感じています
50代からの投資初心者として分かったこと
R40までの年代から始める投資と、R50からの投資には、ベースとして共通する点も多々あるけれども、すでに述べたとおり、かなり違う点もあるなと感じています
僕がいいなと思った基本的な投資スタイル(全世代共通)
投資に関する情報は溢れていますが、専門家や経験豊富な投資家の間でも言うことが違っている場合があります
なので、自分の投資スタイルは、自分なりに模索しながら、ハラに落ちた考え方に基づき、自己責任で決めたいなと思っています
もちろん、「この人の言うことは信頼できる」という人を見つけたら、まずはその人のやり方を真似してみるというのもありなので、要は自分に合ったやり方でということですね
僕はまだ投資全般についての知識も経験も乏しいので、全体的なことは言えませんが、初心者として初期の段階で目にしている中で、いいなと感じたものを紹介します
インデックス投資
僕が最初に学んで感じたのは、少なくとも一般人が一つ投資をするなら、長期、分散、低コストの株式インデックスファンド積立投資が一番いい、特にS&P500などを指標にした米国のシンプルなインデックス投資が最強だということです
そういう商品としては、日本の証券会社が組んでいる投資信託がいくつかあります
積立NISAでランキングのトップあたりに来ているのは、そういった投資信託ですよね
また、金融商品取引所に上場されてそこで取引される投資信託である「上場投資信託(ETF)」というものがあり、米国のETFにはとても優れたインデックスファンドがあるということを知りました(VOO,VTIなど)
定額で積み立てることで、価格が高い時は少なく買い、価格が低い時は多く買うことになるという「ドルコスト平均法」のメリットを享受できるのも積立投資のいいところです
しかも、配当を再投資に回す複利で運用すると、複利効果で大きく資産を増やすことが可能です
これに対して、退職金を手にした人などに対して、銀行や証券会社の人が勧めてくると言われる高い手数料の複雑な金融商品には安易に手を出さない方がよいということをよく見聞きします
投資のプロが銘柄を選び株価を睨みながらタイミングを見計らって売り買いするのと、良い指標を目指したシンプルなインデックスファンドを長期にわたって機械的定期的に買い続けるのとを比べると、長い目で見れば大差なく、むしろ後者の方が損益のパフォーマンスが良いという話もあるので、今のところ基本的には後者のようなスタイルがいいと思っています
なお、このようなインデックス投資が最強だと言えるのは、「歴史を見る限り、長期的には、世界、とりわけ米国企業の高い成長性を信頼することができる」という前提があるからです
つまり、「この100年くらい、戦争や大恐慌やリーマンショックのような危機的状況が何度もあって、その都度大暴落を経験したけれども、長期的に見れば、世界経済、とりわけ米国経済は右肩上がりの大きな成長を遂げていて、これからもそれが続きそうである」ということです
しかし、将来の市場の動きは誰にもわからず、過去が右肩上がりであったからと言って、将来も同じであることを約束するものではありませんので、成長を信じるかどうかは一つの賭けですね
特に、新型コロナショック後の世界がどうなっていくかは、誰にもわかりません
バリュー株投資
次に僕が、これができたらいいなと思ったのは、「バリュー株投資」と呼ばれるものです
ざっくりいうと、実際の価値と比べて割安になっている優良企業の株を買って、長期間保有することで、その企業の長期的な成長による利益を得るという手法です
これは有名な投資家であるウォーレン・バフェットさんと同様の手法です
ただし、これをやるためには、普段から企業分析をして、長期間保有するに値する優良企業を見つけ、その適正な株価を計算して、市場価格が十分に割安になったタイミングを見計らって買い付けるという作業が必要です
やりだすと面白そうで、興味はあるのですが、そこまでやる余裕がないので今のところまだやっていません
高配当株投資
次に僕が魅力を感じたのは、高配当株投資、すなわち、利回りの高い配当金を支払っている企業のうち、長期間保有しても価値が下がらなそうな優良企業の株に分散投資して長期保有し、安定的に高い配当金を得ていこうというスタイルです
特に、米国の高配当株ETF(HDV,SPYD,VYMなど)には優秀なものがいくつかあるので、これを中心に投資するスタイルは、先ほど述べた僕の投資スタイル、つまり、少ない労力と時間で投資しつつ、不労所得によって日々の生活を豊かにするというスタイルに合っているように感じています
ただし、一般的に、成長企業は資金を事業拡大や新規分野開拓に集中させて配当にはあまり回さないので、逆に高配当企業は成長性に乏しい成熟会社である場合が多いようです
つまり、将来的に株価が大きく上がることはあまり期待できないということですね
また、高配当企業の中には業績や財務の芳しくない会社も多いらしく、個々の会社に投資する場合は、その企業の中身をよく分析する必要があるようです
この点、米国高配当株ETFは、内容の良い多数の高配当企業がミックスされており、企業分析の手間をかけずに、分散の効いた投資ができると思われます
債券投資
債券は株式に比べて安全だと言われています
乱暴に言うと、国や企業にお金を貸して利息を取り、期限がきたら返してもらうのと同様なので、満期がきたら額面額全額を返してもらえる約束になっているわけです
その分、得られる利益の期待は小さくなりますが、比較的安全な投資先として魅力を感じました
もちろん、国や会社が破産してしまったら、全額を返してもらえない事態にもなるわけですが、格付けの高い、投資適格とされる国債や社債がこのような事態になるリスクは低いとされています
また、償還期限前でも債券の売り買いができ、その時々で価格が変動しますが、一般には株式ほど大きく上下するものではないようですし、株と逆の値動きをするとも言われています
ただ、日本には利回りの高い魅力的な債券がほとんど見当たらないので、魅力的な債券を買おうとすると、どうしても外国通貨建て、多くは米国ドル建てのものになるようです
そしてその場合、買った時より円高ドル安になると、ドルを円貨に戻したときに損をする為替リスクがあります
もちろん、為替リスクは、債券に限ったことではなく、外貨建ての商品全般に存在しますが、債券が安全だと言っても、ある程度はリスクがあるという意味でここに記載しました
個別債券投資
債券投資の中で、僕が最初に知ったのは、個別債券投資でした
これは、文字通り、国や企業から個別に発行された債券(これには新発債と既発債があって通常は既発債)を買う投資です
債券は途中で売ることもできますが、決められた満期日まで待って、その間の利払いを受け、満期日に額面金額どおりのお金を返してもらうというスタイルが基本だと思います
なので、いつ、いくらもらえるかが、あらかじめ決まっているという確実さがあります
また、余計な手数料がかからないとか、放っておいても償還日になれば自動的に償還されるので、老後も余計な心配が不要であるなどのメリットがあります
こういった特徴から、シニア投資の本でも、個別債券投資が勧められていました
ただ、ネット証券会社で売り出されているものをみてみると、利回りの良い個別債券は少ないように思います
なお、複雑な仕組債で高利回りを謳っているものもありますが、株価が一定レベル以下になると大きく損をするなど、結構リスクがありそうですし、理解できない複雑なものに手を出すのはやめておいた方がいいと思っています
老後の資産運用として個別債券投資を考えた場合、その時々で必要な資産を徐々に取り崩すイメージで、債券の金額と償還日を調整して購入していくことになるのではないかと思います
つまり、例えば70歳以降、毎年100万円ずつ資産を取り崩して行こうと計画しているなら、70歳になる年に償還日が来る債券を100万円分、71歳になる年に償還日が来る債券を100万円分、、、というふうにちょうど良い債券を買っておくことになると思うのです
ところが、ネット証券で調べた限りでは、利回りや信用の高さなどが優良で、満期日もちょうど良い債券が、ちょうど良いタイミングで売り出されているのを見つけるのは、なかなか難しいのではないかという気がしています
満期日前に売却することもできますが、その場合は額面全額を受け取れる保証はなく、市場価格の変動に影響されるので、個別債券投資のメリットである確実性が低下します
ですので、個別債券投資をメインにすることは難しいなと感じていますが、今後の検討課題です
債券ETF投資
その後、米国の債券ETF(AGG,BND,LQDなど)には、安全でそこそこの利回りがあり、手数料も安いものがあるということを知り、非常に魅力を感じました
ETFであれば、多数の債券がセットになっているので、個別債券のような一企業・一国家の破綻リスクをさほど考えなくても良いというメリットがあります
また、市場価格の変動はありますが、一般に、株式ほど大きな変動ではないようです
そういう価格変動はある前提ですが、時期を問わずに簡単に売り買いできる機動性の高さもあります
したがって、株式のような高い成長性による利益は期待できませんが、暴落に強い安定した資産を確保しておくために、債券ETFは有益な選択肢なのではないかと感じています
分散投資、アセットアロケーションとリバランス〜規律の重要性
様々な投資先に分散投資することが、安全な投資のための基本原則ひとつです
これは、例えば、株式と債券、国内と国外、不動産などの分散もそうですし、同じ株式の中でも、業種や特徴、銘柄などを分散させることで、一つの投資先のアクシデントで全体がダメになってしまう事態を避けるという、リスク分散の考え方ですね
そして、分散投資する場合、一つ一つの投資手法や商品の良し悪しよりも、それぞれをどのくらいの割合で組み合わせるかというアセットアロケーションが、投資のパフォーマンスを大きく左右するらしいです
そして、市場価格の変動などで時間の経過とともにアセットアロケーションの割合が変わってしまうことがあるので、定期的に見直してリバランスすることが重要だそうです
例えば、株式と債券の割合を、50対50にするのか、70対30にするのか、30対70にするのかということですね
一般に、債券の方が安全で株式の方がリスクが高いので、株式の割合は、(100ー年齢)がいいというのが一つの目安だそうです
年齢が高いほどリスクを避けた方がいいからですね
だから、この目安に基づけは、50歳なら50パーセント、60歳なら40パーセントが株式ということになります
そして、半年に1回とか、年に1回とか、その時点での評価額に基づいて見直しをして、例えば株価が上がっていて株の割合が大きくなりすぎていたら、その分を売って代わりに債券を買い足すなどして、決めた割合に戻しておくというのがリバランスです
これによって、高くなった時に売り、安くなった時に買う、という基本的に利益をもたらす取引が、自然とできることにもなります
そしてさらに、市場の動きや雰囲気に左右されず、決めた投資のルールを貫くという規律も重要だということです
市場の動きに翻弄されて、場当たり的に方針を変えて売ったり買ったりするのは、大失敗の元らしいです
投資を始めてみて、そんなふうに流されがちな自分がいることに気づきましたから、本当にそのとおりだなと思います
(補足)気をつけるべき投資
色々なところで言われており、肝に銘じなければならないのは、ローリスクハイリターンの都合の良い投資はないということです
高いリターンをうたっている金融商品は、必ず高いリスクを伴っています
もし、非常に高いリターンを約束しつつ、リスクは低いとか、リスクはないなどと説明しているとしたら、まず詐欺的なものに間違いないようです
「特殊な仕組みを作ってノーリスクで高いリターンを生み出しているから、今だけ、限定で、特別に、美味しい思いをさせてあげます」などと、いいことばかり言って言葉巧みに持ち上げてくるようなところには、騙されないよう十分気をつける必要があります
そこまで悪質ではなくても、手数料が高いとか、複雑な仕組みを作っているとかいう事情は、パフォーマンスの良さとは必ずしも結びつかない、むしろ投資家にとってはよくない商品であることを示しているものらしいので、手数料が高いもの(例えば年0.5%以上)、複雑でよくわからないものは、避けた方がよいようです
投資と言えば、どこかの会社の株を頻繁に買ったり売ったりして、差額を儲けたり損したりするものだと思っていたよ
いろいろあるんだね
そういうのを短期取引って言うんだけど、ビギナーにはちょっと難しいし、焦って損ばかりしちゃいそうな気がするよ
同じ個別株取引でも、さっきの高配当株投資みたいに、インカムゲイン目当ての長期投資をする方が、性に合ってる気がする
2020年6月13日追記
投資のタイミングについて考える必要があります
インデックス投資であれば、長期的な成長に賭けるものなので、それほど気にしなくていいかもしれませんが(それでも割安なときに買った方がいいですが)、それ以外の投資では、配当利回りを重視するので、割高なときに投資すると利回りが低くなる上、価格の下落による損失リスクがあります
米国高配当株ETFであれば長期的な成長もある程度期待できる気もしますが、債券や日本株では期待薄なので、特に割安なタイミングで投資することが重要なようです
その意味で、最近は、長年続いた米国債の上げ相場が終わり、利上げによる債権価格の下落傾向が続く可能性がありそうなので、債券投資に思い切った金額を投入できずにいるのが現状です
R50からの投資スタイルの考え方
時間的なリスクが高い〜R50から積立NISAはありか?
年齢のリスクに関してはすでに述べたとおりで、暴落したときのダメージがより大きく、挽回のチャンスが少なく、長期投資の時間も不足しているなどの欠点があります
ですので、R50からの投資には、長期的な成長に期待した投資手法のメリットを十分生かしきれない可能性もあると思います
もちろん、100歳くらいまで元気に生きているとすれば、長期的な成長に期待する投資手法も、まだまだ十分に有効でしょうから、人生100年時代といわれる現代では、50歳くらいで時間がないと決め付ける必要はないのかもしれませんが
これに関して、一つ失敗したなと思っていることがあります
と言うのは、R50の年齢から積立NISAをスタートしてしまったことです
積立NISAは、そこで積み立てたものによる利益にかかる税金を免除してもらえるありがたい制度です
そしてその最大積立期間は20年、1年間の積立上限額は40万円とされています
インデックス投資のところで述べたとおり、低コストの優良インデックスファンドに機械的に20年間も積み立てていけば、途中の波はあっても、最終的には大きなリターンが期待できるという、長期・分散・低コストのメリットを享受して税金も免除されるというのが、この制度のいいところです
しかも、積み立てた時点から20年間はそのまま運用できるので、20年目に積み立てた分はそこからさらに20年間運用できるというのもメリットです
ということは、50歳からスタートして最大限活用したら、70歳の時に積み立てが終わり、20年間の運用期間が終わった部分から毎年解約していくとして、90歳の時に最後の運用が終わるということになります。もし生きていれば!!
70歳くらいまで働いて稼ぎがあるのならいいのですが、そうでないなら、そもそも資産を取り崩して使って行こうという段階の時に、毎年40万円を積立ていくという逆のことをするのは、どうなんでしょうか?
積立NISAのスタートは遅くとも45歳まで、できたら40歳までに始めるのがいいなと思いました
しかも、高配当株投資を中心にしようとしている自分の投資スタイルからしても、せっかく税金免除のメリットを活かすなら、毎年120万円まで5年間適用される一般NISA、2024年から始まる予定の新NISAの制度(こちらは一部積み立てなければいけないようですが)を活用した方が良いのではないでしょうか?
といったことを考えて、今の積立NISAをやめて一般NISAに変更しようかと検討しているところです
2020年6月13日追記
一般NISAにも弱点があります
例えば、数千万円の長期資産運用の中で考えると年間120万円×5年間と金額も期間も限定的であること、年の途中で売却してもその年の使用枠が回復するわけではないこと、新NISAも一部積立が必須になるなど使いにくいことなど
もし70歳まで積立可能で、かつ長生きするのだとしたら、トータルでは積立NISAの方がメリットが大きい気がします
一般NISAにするなら、現在積立NISA口座を持っている楽天証券から米国ETF定額買付可能なSBI証券へ口座を移すことも考えられますが、その手続きができるのは10月以降になります
そもそもNISA制度は、若年層の資産形成を想定しているようなので、中高年の資産管理には向いていないように思いますが、できるだけ多くの節税効果を享受できるように活用したいと思います
ただし、ポートフォリオの一部として優良な投資信託への投資は続けたいとは思っています
と言っても、すでに形成した資産をどう運用して使っていくかという段階なので、資産形成段階のようにコツコツ積み立てるよりも、すでにある資産を短期間に集中的に投資して、運用期間を長くする方が効率的だと思っています
その場合も、いっぺんに買うよりも、何度かに分けて少しでも時間を分散して買い付けるのがいいと思っています
出口戦略が大切〜長生きしても大丈夫なようにするには?
どの年代の投資でも、出口戦略、つまり、それまでに投資して築いた資産をいつからどのように取り崩して使っていくか、という戦略が必要だと思いますが、R50からの投資では、それが目の前に迫っているので、投資戦略=出口戦略と言えるくらい重要だと思います
長生きリスクと言われるように、いつ死ぬかはわかりませんので、取り崩す段階でも、まとまった資産を運用しながら取り崩していくことで、少しでも多く、長く、資産を活用できるようにしたいわけです
また、一応公的年金がもらえるはずだとは思っていますが、それだけで十分とは思えませんし、この段階で暴落等による大損失を受けてしまうと、予定していた老後資金が足りなくなるという事態になりかねないので、元本を大きく毀損するリスクをできるだけ避けながら、可能な限り高い安定したリターンを得る方法を模索しています
また、その際、歳を取るにつれて思考力、判断力、行動力が衰えていくことも踏まえて、シンプルな方法を考えておいた方がいいように思います
そこで調べてみたところ、投資した金融資産を長持ちさせる取り崩し方については、いくつかの興味深い考え方がありました
一つは、毎年定額で取り崩していく方法を示したもので
どのようなポートフォリオで、当初資産の何パーセントを毎年定額で取り崩していくと、何年後にお金がどれだけ残っているか、を研究したアメリカのトリニティ・スタディと呼ばれる研究結果です(出典:Philip Cooley,Carl M.Hubbard and Daniel T.Walz 1998 “Retirment Savings:Choosing a Withdrawal Rate That is Sustainable” AAll Journal February 1998。下記のリンクです)
これによれば、最初の資産額(ここでは1000ドルと仮定)の4パーセントの金額(40ドル)を毎年引き出していくと、運用していなければ25年間でお金が尽きてしまいますが、アメリカのS&P500に連動した株式インデックスと、アメリカの高投資適格社債とに投資している場合、株式と債権の割合が50%ずつであれば、30年後も十分に資産が残っている、ということです(したがってS$P500インデックスETFではなく高配当株ETFをメインに運用した場合は成績が少し落ちると思われます)
具体的には
30年後には平均値で5171ドル(最低で2151ドル,最高で8423ドル)残っている
という計算になり、1000ドルの元手がむしろ増えていることになるそうです
これが、毎年の引出額を大きくすると、当然残る金額は少なくなり、例えば7%の金額を毎年引き出すと15年経過した時点で最悪のケースではゼロになっており、6%の引き出しだと20年経過した時点で最悪ゼロになっている可能性があります(ただし、いずれも平均値で見れば30年経ってもなくなることはなく、むしろ増えている計算になります)
また、株式と債権の割合を75対25にすると、うまくいったときの増え方が大きくなりますが、最悪の時にゼロになってしまうケースが増え、逆に25対75と債券を多めにすると、大きく増えはしないけれども、最悪でもゼロになるケースはかなり少なくなります
しかし、いずれも場合でも、引き出す金額を4%にしておけば、最悪のケースでも30年後も資産が残り続ける(むしろ1400ドルあまりに増えている)という結果になっています
ここから、出口戦略の一つとして「4パーセントルール」と呼ばれているそうです
ですから、例えば、30万ドル(3300万円くらい)の資産があったとすれば、毎年4%に相当する12000ドル(130万円くらい)を毎年引き出して使っても、30年後、まだ余裕で資金が残っているということになります
ただし、これは1926年から1996年の70年間についての数字を元に計算したもので、今後も同じような結果になるかどうかはわかりませんし、手数料や税金、日本円に両替する場合の為替変動リスクなどは度外視した数字ですので、このとおりになることが確実だとは言えません
また、もう一つの考え方として、毎年、その時点で残っている資産の一定割合を定率で引き出していく方法もあります
この方法だと、運用利回りよりも低い割合で引き出していれば、元本は減らない計算になります
もちろん、インフレ、手数料、税金、為替変動などを考慮する必要はあります
なので、仮に先ほどと同じ株式と債券に50%ずつ投資するとして、過去の米国の株式市場と債券市場のパフォーマンスから、平均5.5パーセントの利回りがあると仮定すると、引き出し割合を資産額の4パーセント以内にしておけば、資産をずっと維持できそうだという話です
死ぬまでこのいずれかの方法を採用すれば、長生きリスクも心配なさそうですね
ですが、老後の最後の方で想定外の大暴落などがあると困るということならば、途中で運用をやめて単純に定額を取り崩していくという方法もあります
例えば100歳まで生きる予定で、75歳の時点で2000万円持っているなら、そこで運用をやめてしまい、毎年80万円ずつ取り崩していって100歳の時にゼロになるようにする、という考え方です
したがって、出口戦略から逆算して、公的年金をもらう時期(それによってもらえる金額が変わります)、毎年の生活費、何にいくら投資してどのくらいの利益が見込めるか、どれだけ稼ぐ必要があるかなどを、総合的に計画していけばいいのではないかと思います
その際、不測の事態、想定外の出費なども考慮しておいた方がいいですね
4パーセントルールってすごいね
毎年使っても増えていくなんて!
これで安泰?
確かにすごいけど、今後も同じ経済成長が続くかどうかはわからないし、税金とか為替リスクとかもあるからこれに頼り切るのは危険な気がするよ
そもそも、1000万円投資して40万円だから、例えば月10万円、年120万円ゲットするためには3000万円を投資していないといけない計算だよね
そこをどう確保するかだな
で、具体的にどうするの?
それを模索しているところなんだよねー
今回は基本的な「考え方」みたいなことをざっくりとまとめたけど、これから具体的なことをひとつひとつ整理していくつもりだよ
楽しみだな♫
頑張って❣️
ありがとう
でも、勉強しながらだし、慣れてないから時間がかかるんだよねー
気長に待ってくださいね!
- R50からの投資では、長期・積立投資のメリットを十分生かせないかもしれない。ただし、何歳まで生きるかに左右される
- R50は積立NISAをスタートするには少し遅いかもしれない
- 出口戦略として、運用を継続しつつ4パーセントずつ取り崩す「4パーセントルール」は長生きリスクにも対応できそう
- 先が見えた段階で運用をやめてゼロまで定額で取り崩していく手もある
まとめ
- R50からの投資もありだと思う。リスクを考えて自己責任で
- 投資に正解はない。その人の目的、リスク、人生観など次第
- インデックス投資は長期的に最強。R50的には高配当株投資と債券投資も魅力的
- 分散投資にアセットアロケーションとリバランス。規律を遵守
- ローリスクハイリターンはない。詐欺的なうまい話に乗らないこと
- R50以降は様々なリスクが高くなっているのを自覚すること
- 出口戦略が極めて重要。4パーセントルールによる取り崩しは一つの答え
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